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2022.08.04
今すぐできる、エアコンの節電のまとめ
この夏は中部・東京・東北エリアなどで電力需給がひっ迫する可能性があると伝えられています。しかし室内での熱中症を防ぐ為にもエアコンなどで部屋の環境を整えることは必要です。そこで無理なく行える節電対策について説明いたします!
昨年後半から電力供給の70%を占める火力発電の燃料価格が世界的に上昇しています。主な原因は石炭や液化天然ガス(LNG)などの輸入価格高騰の影響で燃料費調整額が値上げされているためです。そのため電気代が値上がりを続けており、東京電力が発表した平均モデルの電気代の推移をみると、2022年5月の前年同月比で25%も高くなっています。
今後もこの傾向が続くことが予想され、家計への影響を少しでも抑えるためにも節電の意識は重要になってきます。
夏になると家庭で最も消費電力が高くなるのがエアコンです。エアコンを使用する際にぜひ実践していただきたいことをまとめました。
●冷房時の室内温度は28℃を目安に
快適さを保ちながら節電するための室内温度は、環境省が推奨する28℃を目安にしましょう。風量は自動設定にし、余分な電力は使わないようにしましょう。
●帰宅したら、まずはお部屋を換気して熱を逃がしましょう
外から帰ってきて、部屋の中の空気が外よりも熱いと感じた時はすぐにエアコンのスイッチを入れるのではなくまずは、窓を開けて部屋の換気を行い熱気を外に逃がしてからエアコンをつけると無駄な電気を使わず、すばやく効率的に部屋を冷ますことができます。
その際窓は一か所ではなく二か所以上開ける事で空気の通り道ができ効率的に熱を出すことができます。対角線上にある窓をあけるのがポイントです。
●窓ガラスから入る熱を遮る
カーテンやすだれ、見た目にも涼しいツル植物のグリーンカーテンなどで、室内に入る直射日光を遮りましょう。
●扇風機やサーキュレーターを併用しましょう
エアコンから少し離れたところが熱いからといって設定温度を低くするのではなく、エアコンの冷たい空気をすばやく遠くへ送れるよう扇風機やサーキュレーターを活用しましょう。
エアコンからくる風を背にして、風を送る方向に扇風機を向けると効率よく冷たい風を送ることができます。
それと同時に人は同じ温度でも風があたると涼しく感じます。これを体感温度といいます。
エアコンの温度を下げるより、風量を強くする方が電気代が安くすむのでおすすめです。
●2週間に1度はフィルター掃除をしましょう
エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込んで、冷たい空気にして吐き出すことで部屋を涼しくしています。エアコン内部のフィルターが目詰まりすると、吸い込む空気の量が少なくなり、部屋を冷やす力が小さくなるため、多くの電気が必要になります。
フィルターのごみやほこりは、水洗いするか掃除機で吸い取りましょう。
汚れがひどい時は中性洗剤をとかしたぬるま湯で洗い、その後、日陰でよく乾かしてください。
●室外機の周囲を点検しましょう
エアコンの運転中、部屋の中の熱を外に捨てているため、常に放熱しています。
そのため室外機の吹き出し口付近にものを置いていたり、カバーで覆ってしまっている場合は放出した熱風を再び吸い込んでしまうため冷却効果が著しく低下します。
室外機の前はスペースを空けてできるだけ風通しをよくしましょう。
室外機専用の日除けカバーも効果的です。
★エアコンの電気代は節約のためのポイントを抑えて実践するば確実に安くすることができます。まずは1つでも、2つでも始めれそうなものから実践してみてください!
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